2024年年末年始旅行で、フィリピンのボホール・パングラオ島に行きました。
子連れ旅行記、書いていきます。
なお、旅行記は本を読んでいるような感じで一気に読み進めていただきたくことで
情景を思い浮かべたり想像していただけたら嬉しいなと思い、段落わけはしていません。
情報系は最後の段落にまとめています。
青空とケバブとビーチレストランな日
2024年12月29日@ベストウェスタンパングラオアロナビーチ
フィリピン3日目にしてついに朝から青い空。
これだよこれこれ。これしに来たんだよ!
ホテルで朝食。
子ナシ時代は、早朝からダイビングに行くか、ダイビングがない日はえげつない二日酔いで起床するパターンだったので、間違いなくホテルの朝食なんか不要だった。

それがどうだ。今や、ホテルでのモーニングビュッフェこそバケイションの象徴だ。
取りに行く面倒さを除けば、勝手に子供は好きなもん食べるし、テーブルの汚れも、たくさんの皿が汚れて洗い物が増えることも気にしなくてよい。
・・・あ、テーブル拭くのも皿洗うのも夫トミオだった。
太陽の光に恵まれ、プールの水温が上昇するのを待つためにまずはビーチへ。
アロナビーチは、ものすんごく幅が狭い。
満潮時はほとんど砂浜がなくなるからか、ビーチチェアなどもないためローカルビーチのように見える。

10年以上前にバリカサグ目当てで潜りに来たときは、この海の豊かさに本当に驚いた。
その海にまた入りたくて、こうして子連れでの再訪なのだけど、なんと海藻だらけ。
歩いて入れる範囲には、どう頑張っても大した魚はいないしサンゴもない。
うう、アテが外れた。
こうなったら5年ぶり?にダイビング行ってみるか?
とかなんとか考えながらほげっと子供の砂遊びを見ていると、
地元の観光客っぽい子供が羨望のまなざしで我が家の砂場セットを眺めていることに気づいた。
一緒に遊ぶ?
と声をかけると待ってましたとばかりに砂場セットを手に取り仲間に加わる。
あっけにとられる我が娘たち。
筋金入りの保育園育ちの娘たちにとっては、
「かーしーてーー」「いーいーよーー」がない貸し借りは社会のルールに反している。
社会とは、いろいろあるのだぞ、我が子よ。
ママによると、彼女たちはレイテ島から旅行に来ているとのこと。
姉家族と一緒とかで、10人ほどの大所帯だ。
案の定たこすけ一家を韓国人と思っていたとのことで、日本からだというとなぜか喜んでいた。
いつか東京ディズニーランドに行きたい、と彼女は言った。
今やLCCもたくさん飛んでいるし、いつか来れるんじゃない?
と言うと、日本は物価が高いから難しい、と返ってきた。
これだけ円安で日本にアジアからも観光客が流れ込むなか、
まだ「日本の物価は高い」と言ってくれる人がいるのか。と思う。

実際、アロナビーチのレストランは肉とライスのワンプレートでPHP360≒1000円。
セブンイレブンで売っているサンミゲルの小瓶はPHP59≒180円だ。
島一番の観光地とはいえ、もはや日本と大きく変わらない価格設定なのだ。
オンザビーチのとあるレストランのメニュー↓肉とライスで1000円超えている。

横を見ると相変わらずレイテ島のちびっこちゃんとの距離を取りかねている我が娘たち。
「この子、5歳だって」
と伝えると、2人は瞬く間に小さい子を見守るお姉さんのまなざしに変貌。
おう、さすが筋金入りの保育園育ち。刷り込みってすごいぜ。

昼にケバブPHP290(高・・・)を食べて、そろそろ水温が上がったころかなとホテルのプールへ。
夕方までの間に、ぽんちゃんは鼻をつまんで泳げるように。
かいっちょはもうなんだか、20mくらいバタ足できるように。
半年前まで浮くこともできなかったのにね。
さすが、数々のリゾートホテルで泳いだ経験が開花だぜ。

さて、夕飯です。
昨日繰り出した混雑のアロナビーチロードは避けて、ビーチ沿いのレストランを物色し、コスパ的にまあまあ許せそう、ということでホテルから歩いて3分程度のシーフードBBQへ。
ISIS BUNGALOWS RESORTという宿にくっついた、タイ料理&シーフード屋さんです。
ここがまあまあ、子連れで飲むという条件面をクリアしているという点で良かった!


たこすけとトミオのレストラン選定要件は2つ。
ちゃんと冷えているビールが標準物価で飲めること。
トイレが子供が耐えられそうなレベル感の店構えであること。
トイレについては、自分たちは外で食べるのが好きだけど、店内に空調が利いている店はトイレも酷いことになってない可能性が高い認識です。
そしてこの店、サンミゲル小瓶が冷えてて100ペソ。
トイレもうん、まあ。旅慣れていれば!
どうしてもダメなら、ダッシュでベストウェスタンのレストランのトイレに行くこともできるので、
とりあえず子連れの方にもおすすめできると思います。
BBQは高いけど、それ以外はアロナビーチにしては許容価格でした。
ポテト、海ブドウサラダ、カンクン炒め、BBQはチキンPHP80、コーン、貝PHP360、スナッパーPHP500など、やっと好みの環境で飲めるうれしさが頼みすぎ感に表れていますw
ビール10本くらいと子供のジュースも入れて全部でPHP2380≒6600円。満足だぜ。

↑ビールがすぐぬるくなるので、いつもは保温ツールを持って歩くのだけど今回は忘れてしまい、タオルを瓶に巻いている

↑手前中央が海ブドウさらだ。ハイサイ!
ホテルに戻ると、昨日に引き続きホテルの庭で生バンドが演奏中。
昨日はたいして美味しくない夕食に加え、ホテルの部屋が下水臭いのにイライラしてまじうっせー!
と思ってたけど、今日はなんならこのバンド、うまくない?の気分。
バルコニーで引き続きサンミゲルを傾け、バンド演奏に思いをはせる元バックパッカー夫婦なのでした。
ああなんか、ダラダラした1日が記事全体ににじみ出ているな。幸せ。
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